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お財布の日!なんという語呂合わせか^p^

ホワイトデー準備できましたー14日に公開いたします。多分(たぶん
お返しという事で確認させていただきましたが何か…見落としがあったら
すみません…!

平日は特に何もありません。さみしい!
そして仕事が山積みなのに帰された…帰されたぁああorzorz
『仕事がなくて早く帰る』のと『早く帰される』のとは気持ち的に
疲れますね…ひぃいどうしよう。…まぁいいか!(ぁ

続きからネタです。片思いネタ??ユノーさんとヨルンの帰り道。
冒頭で某カップルが遠くで出ていますがメインでなくてすみません。


---------------------------------------------
真っ赤な夕焼けを背景にして、ふたつの人影が帰っていく。
しかし視線を下に落とせば、地面に移る影は手と手で繋がって。
まるでひとつになったような錯覚を覚える。
ひとつはよく知っている人の。もうひとつはその人の大切な。

そんな様子を遠くからぼうっと眺めていたユノーには、
目の前の小さな存在には全く気付く由もなかった。

「ゆのー」
「…は!」

驚いて真下を向くと、ヨルンが不思議そうにユノーを見つめていた。
「ゆのー、こあを迎えに行ったんじゃなかったのか?」
「え、ええと…」
本来の目的をすっかり放置していたことを指摘され、ユノーは戸惑う。が、
「必要…無かったみたいですよ」
遠くの影はもう見えなくなってしまったが。
「そうか。じゃあ一緒に帰ろう?」
ヨルンも察したようで、ユノーの服の裾を少しひっぱって言った。
「そうですね」

「ゆのー」
「はい、なんでしょう?」
夕焼けの帰り道。こちらも影はふたつのようでひとつ。
小さなヨルンをだっこして歩いていると、ヨルンが再び話しかけてきた。
「大切な人はいる?」
「コア様もヨルン様も、皆様とても大切ですよ」
当たり前の答えを返す。が、ヨルンは何か不満だったようで。
ううん、と少し考え、「ちがう」と言った。
「こあみたいに、ゆのーにもいる?」
「え?」
ヨルンが聞きたかったのは、単刀直入に言うと「好きな人がいるのか」と
いうことらしい。
「そうですねぇ…」
突然の、直球の質問にユノーは困った顔を浮かべる。
好きな人はいたかもしれない。でも、好きな人がいてはいけない。
それが今まで当たり前の世界で生きてきたから、何も疑問に思わなかった。
「いるの?」
ヨルンが早く、というように服をひっぱってくる。困り果てた末に出した答えは
「いませんよ」
ユノーはにこやかな笑顔を浮かべて、答えた。
「ほんとうに?」
「本当です」
きっぱりと否定する。
「そうか」
そう言って、ヨルンはユノーにそっと寄り添うように頭をうずめた。

気がつけば、ヨルンは眠ってしまったらしい。
穏やかに眠る寝顔をそっとなでて、ユノーは笑った。
何故この子がそんなのことを言ったのかは分からない。
…でも、先はああやって言ってはみたけれど。

「…あの時、ちゃんと伝えればよかったのでしょうか」

沈む夕焼けを見つめながら、ユノーは小さくつぶやいた。

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お粗末さまでした!
りゅうのあなを守る者として、やっぱり諦めてたことも色々あるんじゃないかなと。
それが恋愛だけじゃなく。まぁ色々ですが。
基本SS軍は天然だらけなのでこういった話をすること自体難しいのですが(←
ヨルンさんなら聞けるかなと思って頑張ってもらいました。
ヨルンさんの質問の真意は御想像にお任せします笑顔^^
相手が誰とか特に決めていませんが。あったとしてももうかなり昔のことと思うので。
読んでくださりありがとうございましたー!

こっそり気になる方は居るのですが言えないなぁ…
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